大学などが生産する学術情報を国民に直接還元するための体系的な情報発信体制を 整備することや大学などからの情発信機能の整備に関して、総合的な企画・立案を行なう機能及び発信される情報のポータル機能(窓口)を大学図書館が担うことが求められています。
このことは、大学の説明責任・情報公開の観点から、法人化後、特に図書館に期待 される重要な機能となっています。
図書館は、広島大学学術情報のアーカイバー及び学術情報発信のポータルとしての 役割を果たしたいと考えます。学内で生成される学術情報を一元的且つ網羅的に収集・ 保存・提供(発信)するための効果的な収集・発信体制の制度として、本学教員が学内における教育・研究活動の成果として刊行する出版物を図書館に寄贈していただく「広島大学図書館教員著作寄贈制度」を創設しました。
また、本制度により寄贈された資料を保存・展示する「広島大学フェニックス文庫」を同時に設置しました。図書館は、寄贈いただいた出版物を適切に管理・保存し、本学における学術研究の記録及び知的財産として後世に伝えるとともに、世界への情報発信に努めます。
広島大学図書館は、学内研究者の皆様の刊行する出版物を広く収集し、広島 大学における教育・研究活動に伴う成果情報を、国内はもとより、世界中に知 らせるための「目録」を作成しております。 また、図書館は、収集した出版物を「広島大学フェニックス文庫」として多 くの方々に利用していただくとともに、後世に残し伝えていく役割を担ってい ます。 広島大学図書館教員著作寄贈制度に御理解と御協力を頂き、次の出版物を刊 行されましたら、その1部を図書館にご送付くださるようお願いいたします。
寄贈をお願いする出版物 (1)学術図書:単独著作、共著、編集を問いません。 (2)研究紀要等逐次刊行物 (3)視聴覚資料 (4)その他の学術的資料
送付先:中央図書館 図書学術情報整備グループ 図書コレクション主担当 電話:082-424-6209 e-mail:tosho-seibi-tosho@office.hiroshima-u.ac.jp