広島大学図書館では、利用者の文献入手の利便性向上を目的として、2024年1月より新たに国際的な文献提供システム(RapidILL ラピッドアイエルエル)を導入します。RapidILLは海外の図書館等と連携して複写文献を電子データでやりとりできるシステムです。利用者の方の申込手続きには変更はありませんが、海外の雑誌論文を中心にこれまでより迅速で安価に入手することができます。
RapidILLは従来の文献入手方法と比べて以下のようなメリットがあります。
1. 主に海外の電子ジャーナル等の論文が迅速に入手できます。
2. 郵送料がかからないため、従来と比べて安価に文献が入手できます。
3. 国内の図書館で所蔵がない資料も入手できる場合があり、文献の入手可能性が高まります。
今後は文献等の複写申込をいただいたら、優先的にRapidILLで文献の手配をします。
もし、RapidILLを通じての入手が困難な場合は、従来通り、国内または海外の図書館等に文献の複写を依頼します。また、RapidILLで入手した文献は著作権の関係上、電子データを紙に印刷してお渡しします。そのため、郵送料は不要ですが、複写料金が必要です。