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  • 名曲300選
     吉田秀和が選ぶ名曲300選の第1曲は、「宇宙の音楽」、すなわち神、あるいは神々の音、あるいは神々の使いたちの翼の響きである。さすがは吉田氏の名曲案内だけあって、凡百の名曲案内の本とは次元が違っている…(2020/01/24 21:01)
  • 歌曲選集
     楽し気な音楽というものがこの世にあるのでしょうか、という趣旨のことをシューベルトは言ったという。本書は、フランツ・ペーター・シューベルトの膨大な歌曲の中から60曲を選んで、その楽譜を収録したものであ…(2020/01/17 20:43)
  • 現代小説集
     私は図書館の膨大な蔵書の中から、ある一篇の短編小説を探していた。それは、小学生の頃に担任教師が朗読してくれた「一切れのパン」という話である。小学校の授業でのことなどまったくと言っていいほど憶えていな…(2020/01/10 19:27)
  • ル・コルビュジエ建築の詩 : 12の住宅の空間構成
     建築家の書いた文章は難解であるというのが通説である。本書のなかから、この近代建築のパイオニアにして天才的造形家の建築理念について書かれた部分を引いてみる(原文は縦書きで括弧内はルビが振られている。)…(2019/12/27 21:24)
  • 自家製文章読本
     とてつもない本を読んだ。私の言うのは、井上ひさし著「自家製 文章読本」のことである。文章読本というのは文章の書き方や読み方を指南した本の総称であり、過去にも谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、丸谷才一…(2019/12/20 21:19)
  • ディスクの楽しみ
     吉田秀和は現代日本の音楽評論を築き上げた人である。吉田氏の音楽評論の凄いところは、吉田氏以前の音楽評論、例えば演奏に対する批評では、渾身の力演であるとか、モーツァルト自身が憑依したような演奏であると…(2019/12/11 12:59)
  • 打ちのめされるようなすごい本
     良質の書評集を読んで困るのは読みたい本が次々に増えてしまうことだ。そして、本書を読んでやはり「困る」ことになった。とにかく取り上げてある本がバラエティに富んでいる。形而下的な話の本から純文学、古典か…(2019/12/06 20:34)
  • 事件の深層. -- 講談社, 2003. -- (講談社文芸文庫 . 戦後短篇小説再発見
     本を選ぶときの方法は人さまざまであろう。気に入った作家の本を片端から読んでいくとか、ベストセラーの本は決して見逃さないとか、たまたま書店や図書館で見た本のタイトルに目を惹かれたとか、である。 私が本…(2019/11/27 23:05)
  • 我々はどのような生き物なのか : ソフィア・レクチャーズ
     言語とは何か。コミュニケーションの手段であれば、クジラなどの動物が鳴き声でお互いに意思疎通を図っているのも言語を使っていることになるのか。 通常、我々が文法とか語学とか言うとき、それは日本語や英語、…(2019/11/20 20:44)
  • 悲しき口笛 : 自伝的エッセイ
     「ちょっと気取って書け」というのは、丸谷才一による名文の書き方の心得である。そして、寺山修司のエッセイは、「ちょっと気取って」書くことの恰好のお手本であるというのが私の考えである。 例えば、本書の中…(2019/11/13 20:40)